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3日で復旧…「身代金払った?」噂の真相
この5つのターミナルを統合管理しているのが、名古屋港統一コンテナターミナルシステム(NUTS)だ。このNUTSがランサムウェア攻撃を受けて、一時的に稼働できなくなったのは2023年7月4日のこと。国土交通省 最高情報セキュリティアドバイザーの北尾 辰也氏は「名古屋港は日本で最もIT化が進んでいるコンテナターミナルとなっているため、サイバー攻撃の影響も大きかったと言えます」と語る。
攻撃を受けた当日の早朝にシステム停止が発覚し、システム専用のプリンタから脅迫文書が大量に印刷されたという。愛知県警に連絡し、状況を確認してもらった結果、ランサムウェアに感染した可能性があるとの見解が示された。
本事例はわずか3日で復旧したということもあり、身代金を支払ったのではと推察する声も多かった。しかし、北尾氏は「仮に身代金を払ったとしても暗号化したデータを復号するには相当な時間がかかります。身代金を支払ったからと言ってすぐに復旧できるわけではありません。また、ランサムウェア攻撃を受けると長期にわたり復旧できないケースがほとんどです」と強調する。
では、名古屋港はなぜ3日で復旧できたのか。ここからはその理由などについて詳しく解説する。
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・3日で復旧の理由は「マニュアル経験者」ともう1つ
・“壊滅”的状況を避ける「重要ポイント」
・まだ少ない「サイバー攻撃のBCP」が超必須
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