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代表と教授の二刀流!サービス現場の改革に挑む
新村氏はがんこフードサービスの代表取締役として経営に携わる傍ら、慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科 特任教授を兼任している。もともと調理師として生産現場に携わっていたが、「効率的にものを作る」ことに興味を持ち、生産現場の研究にも精を出すようになった。そして現在、サービス産業の生産性を工学的な手法で向上させる「サービス工学」を研究している。
新村氏は、サービス業のイノベーションに取り組むために国の政策として設置された産業技術総合研究所のサービス工学研究センターに参画。ここでの研究で得た知見をがんこフードサービスの飲食店舗の現場に適用させ、1日の労働時間を20時間超削減するなど、生産性向上を実現している。
そこで本稿では、研究での知見を現場に適用して成果を挙げた事例を3点紹介する。労働生産性が低いまま改善されてこなかったサービス業において、どのような現場改革を実現させているのだろうか。
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