- 2022/08/26 掲載
兼松エレクトロニクス、テリロジーと資本業務提携契約を締結
1.資本業務提携の目的および理由
近年のサイバーセキュリティを取り巻く環境は、コロナ禍におけるリモートワークの推進や、デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速により、業務のデジタル化が進む一方で、サイバー攻撃を受けるリスクも日々増大化しています。複数の日系企業がランサムウェアなどの高度なサイバー攻撃を受け、情報流出に至る事例が発生していることに加え、内部不正による情報漏えい等のインターナルリスクも注目されるなど、サイバーセキュリティの強化はサプライチェーン全体で取り組むべき課題となっています。
当社は大手企業を中心としたエンドユーザーに対して、長年にわたりネットワークおよびセキュリティのインフラ構築やサービスの実装、システム導入後の保守・運用ビジネスの実績を積み重ねるとともに、近年ではアライアンスパートナーとの連携を深化させ、組織や企業の枠組みを超えたエコシステムを形成することで、セキュリティに関する多種多様なニーズに対応できるサービス体制の整備を進めています。
テリロジーは創業以来、トータルセキュリティソリューション事業を営むとともに、長年培ってきたネットワーク、セキュリティビジネスでの知見を活かし、自社製品の開発にも努めています。また、子会社の株式会社テリロジーワークスにおいては、サイバー攻撃の脅威に関する情報を収集、分析し、効果的な対策を講じるスレットインテリジェンス事業を営んでいます。
このたびの資本業務提携においては、当社とテリロジーが得意とする領域を補完し合うことで、より両社のお客様に対して、広範なセキュリティサービスを提供することが可能になると見込まれ、今後の当社の企業価値向上と、株主の利益に資するものと判断し、資本業務提携契約を締結することで合意に至りました。
2.資本業務提携の内容等
(1)業務提携の内容
①営業における提案力・製品ソリューションの強化
テリロジーの注力商材による営業実績(対象企業や利用領域、提案手法等)を当社の営業部門・プリセールス部門に対してナレッジを共有するとともに、案件発掘後はテリロジーが営業支援の役割にて受注・納品までの協力することにより、両社のさらなる成長を目指します。
②商品開発における連携強化
テリロジーのR&D活動に当社のエンジニアが参画し、当社のお客様が抱える課題のフィードバックを行い、解決することで更なる商品開発の発展を目指します。
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