• 2021/11/20 掲載

FRB、来年4月に緩和縮小完了すべき 早期利上げ準備=ウォーラー理事

ロイター

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[19日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォーラー理事は19日、持続的な高インフレや堅調な雇用の伸びを踏まえ、FRBは量的緩和の縮小(テーパリング)ペースを加速させ、予想よりも早期に利上げを実施する用意を整える必要があるという見解を示した。

ウォーラー理事は講演で「労働市場の急速な回復とインフレ指標の悪化を受け、テーパリングペースの加速と2022年における一段と早いペースでの緩和解除を支持するようになった」と語った。

講演後の質疑応答で、来年1月にテーパリングのペースを倍増させ、4月に完了させた上で、第2・四半期に利上げに着手する案に支持を表明した。

FRBは今月2─3日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング開始を決定し、15日に縮小を開始。FRBはテーパリングは来年6月に完了すると予想しており、完了後に利上げに着手するとしている。

ウォーラー理事は講演で最近の高インフレについて「全ての衝撃は一時的で、いずれ解消される傾向がある。この理論に沿い、FRBはあらゆる衝撃に対応すべきではない。しかし必要に応じ、適切な金融政策によってこうしたインフレ動向に対応すべき」と述べた

さらに、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)に伴う供給制約の経済への「大規模かつ持続的な」影響によって、インフレ圧力が広範囲に拡大し、高インフレが22年にかけ予想以上に長引く可能性が出てきたことには不意を突かれたと述べた。

米経済は第4・四半期と来年上期に力強く拡大する見通しとしたほか、FRBのバランスシートはいずれ縮小されるべきという認識を改めて示した。

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