• 2021/11/20 掲載

世界の中銀、明確な政策協調避けるべき=クラリダFRB副議長

ロイター

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[19日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は19日、異なる国々の中央銀行が様々な分析を有益に共有することは可能で、共通する世界的なショックに対し同様の政策を実施する可能性はあるが、明確な金融政策の協調は恩恵よりも害の方が大きいだろうと述べた。

講演原稿で「世界的に協調した金融政策を採用することは、中銀の信頼性と中銀の独立性に対する国民の支持を損なう可能性がある」と指摘。ただ、各国中銀は時折、同じような圧力を受けることがあるため、協調しているように見える行動を取る場合があるとした。

その上で、各中銀はそれぞれ微妙に異なる責務を負っているため、共通の目標を定義することでさえ難しいと言及。仮に共通の目標が合意されたとしても「中銀は信頼性と独立性の維持のほか、自国のインフレが高すぎるという理由ではなく他国のインフレが高すぎるという理由で自国の金利を積極的に引き上げるような政策の伝達が難しくなる」とした。

また、FRBの政策変更が他国の経済に影響を与えるだけではなく、他国の中銀による政策変更も同様に米経済に影響を与え、FRBが政策対応を迫られることすらあるとし、例えば中国が2015年に人民元を切り下げたことにより、FRBが予定していた利上げが遅れたとした。

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