- 2021/11/19 掲載
社外取、携帯参入発表前に株取引=報酬返上、社長も減額―バルミューダ
新興家電メーカーのバルミューダは19日までに、社外取締役が5月、社内規定に反し、携帯端末事業への参入発表前に株取引を行っていたと発表した。社外取の5~10月の月額報酬を全額返上、11月から5カ月間は100%減額する処分とした。
社外取は、ジンズホールディングス最高経営責任者の田中仁氏。バルミューダは「悪意をもって行われたものではない」とする一方、「結果として内部者(インサイダー)取引に該当する恐れがある」としている。また、発覚時に社内処分などを適切に検討しなかったとして、寺尾玄社長の月額基本報酬を11月から3カ月間1割減額する処分も決めた。
【時事通信社】
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