- 2021/11/17 掲載
地銀協会長「やむを得ない」=日銀支援見直し
全国地方銀行協会の柴田久会長(静岡銀行頭取)は17日の定例記者会見で、日銀の金融強化支援制度の見直しで地方銀行などへの支払額が抑制されることについて、「やむを得ない判断だったと理解している」と述べた。支援制度自体が維持されることは評価した。
同制度は、地銀などが合併や一定の経費削減により経営基盤を強化した場合、日銀に預け入れている当座預金に0.1%の上乗せ金利が適用される仕組み。新型コロナウイルス対策に伴う貸し出し増加を背景に当預残高が急増したため、支払額抑制のために日銀が16日、新たな上限を設けた。
【時事通信社】 〔写真説明〕全国地方銀行協会の柴田久会長(静岡銀行頭取)
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