- 2021/08/04 掲載
米国株式市場=S&P最高値、アップルやヘルスケア株が高い
S&P主要11セクターでは、原油価格の下落で打撃を受けていたエネルギーが反発し、10セクターが上昇した。
ハリス・フィナンシャル・グループのマネジングパートナー、ジェイミー・コックス氏は「新型コロナ感染はまだ特定の場所で発生しているものの、経済が広範にわたって停止することはない」と指摘。「このことは消費パターンが非常に強いことを示しており、市場の押し上げ要因になっている」と語った。
先週下落していたアップルは1.26%上昇。一方、ネットフリックス、テスラ、フェイスブックなど他の大型ハイテク株は軟調地合いが続き、ナスダック総合の上値を抑制した。
この日は化学大手デュポンやメディア企業ディスカバリーなど一連の企業の決算が市場予想を上回ったものの、バリュエーションに割高感が出る中、利益確定の売りが優勢となり、株価は下落した。
ゲームソフト大手テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエアは7.71%安。売上高見通しが失望を誘った。
この日発表された6月の製造業新規受注は前月比1.5%増と、市場予想の1.0%増を上回る伸びとなった。5月は2.3%増加していた。
今週はサービスセクターのデータや雇用統計の発表もあり、注目される。
バイオテクノロジー企業トランスレート・バイオは29.23%値上がり。仏製薬大手サノフィが同社を32億ドルで買収することで合意した。
スポーツ用品小売アンダーアーマーとアパレル大手ラルフ・ローレンは6.19%、6.13%それぞれ上昇。通年の売上高見通しを引き上げたことが好感された。
米取引所の合算出来高は92億8000万株。直近20営業日の平均は97億3000万株。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.60対1の比率で上回った。ナスダックでは1.05対1で値上がり銘柄数が多かった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 35116.40 +278.24 +0.80 34864.10 35120.94 34714.33
前営業日終値 34838.16
ナスダック総合 14761.30 +80.23 +0.55 14714.00 14762.60 14584.09
前営業日終値 14681.07
S&P総合500種 4423.15 +35.99 +0.82 4392.74 4423.79 4373.00
前営業日終値 4387.16
ダウ輸送株20種 14586.01 +209.15 +1.45
ダウ公共株15種 920.69 +6.25 +0.68
フィラデルフィア半導体 3396.66 +19.17 +0.57
VIX指数 18.04 -1.42 -7.30
S&P一般消費財 1453.86 +11.13 +0.77
S&P素材 526.43 +5.27 +1.01
S&P工業 879.20 +11.94 +1.38
S&P主要消費財 740.21 +3.64 +0.49
S&P金融 613.24 +6.85 +1.13
S&P不動産 291.35 +1.29 +0.44
S&Pエネルギー 377.11 +6.78 +1.83
S&Pヘルスケア 1562.97 +21.77 +1.41
S&P通信サービス 272.27 -0.51 -0.19
S&P情報技術 2702.04 +18.40 +0.69
S&P公益事業 339.68 +2.06 +0.61
NYSE出来高 9.51億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 27685 + 105 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 27670 + 90 大阪比
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