- 2021/08/04 掲載
米雇用回復に一段の取り組み必要=ボウマンFRB理事
ボウマン理事は「このところの雇用ペースには勇気付けられるが、以前と比べると雇用はまだはるかに低水準にある。経済を力強い状態に戻すために、なすべきことは多い。このため、このところ見られている前向きな勢いが継続することを望んでいる」と述べた。
その上で、昨年11月時点で、完全に在宅勤務を行っていると回答した割合は、少なくとも大学を卒業した人の間では約50%だったのに対し、高校、もしくはそれ以下の学歴しかない人は10%だったと指摘。ヒスパニック系住民やアフリカ系住民が不相応にコロナ禍の影響を受けていることで、このところ見られている雇用増が打ち消されているとし、「現在、就職と転職で困難に直面している人がいる。このため、一部の人が労働市場に戻ってくるには時間がかかる可能性がある」と語った。
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