- 2021/08/03 掲載
食品輸出、初の5000億円超=3割増、牛肉や日本酒好調―21年上期
農林水産省は3日、2021年上半期(1~6月)の農林水産物・食品の輸出額(速報値)が前年同期比30.8%増の5407億円だったと正式発表した。上半期で初めて5000億円を突破。牛肉や日本酒などのアルコール飲料が全体を押し上げた。20万円以下の少額貨物を含めると、31.6%増の5773億円となった。
米国や中国で消費が回復したことに加え、新型コロナウイルス感染拡大で外食を控える動きが広がって家庭向け食品が伸びた。特に、九州地方が主な産地の牛肉は2倍強と大幅増。日本酒や日本産ウイスキーへの評価が高まり、アルコール飲料が83.1%増加した。
【時事通信社】
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