- 2021/06/14 掲載
シスコ、真にクラウドスマートな企業になるための次世代10年を見据えた新たな施策発表
現代のハイパーコネクテッドな分散型の世界は、これまで以上にクラウドに大きく依存しており、ITチームは、アクセスが必要な時に必要な場所で、常に最適なデジタル エクスペリエンスを提供するという難題に直面しています。その結果、企業は分散化が進むアプリケーション、ユーザ、技術スタッフの橋渡しをするために、スピード、インサイト、コントロールをベースとしたクラウド主導の運用モデルへの移行を進めています。
クラウドからより良い成果を引き出せるようにする
シスコは、継続性、インサイト、セキュリティ、接続性、運用という5つの分野でお客様にコンピュート クラウド戦略を策定する支援に重点をおき、ビジネスのあらゆる側面にクラウドを組み込むべく、6年前から数十億ドルを投資してきました。
今日のハイブリッド クラウド環境においてシームレスなデジタル エクスペリエンスを提供できるよう、企業の接続、セキュリティ、自動化を支援するために、以下の最新のイノベーションを発表しました。
〇ハイブリッド クラウド オペレーション:
〇新しいCisco UCS X シリーズを発表:シスコのUnified Computing System(TM) (UCS)は世界中の5万を超えるお客様のデータセンターで使用されています。Cisco Intersightと完全統合されたCisco UCS X シリーズは、クラウドからのオペレーションと複数のクラウドにまたがるオペレーションにハイブリッドに対応する、これまでに例を見ないシステムです。ラック システムとブレード システムの長所を融合し、革新的なUCS X-Fabric テクノロジーを採用することで、今日の多様なワークロードに対応し、プロセッサ、アクセラレータ、コンピューティング相互接続における次世代10年の業界イノベーションをサポートする将来を見据えた設計となっています。
〇Intersight Cloud Orchestrator:複雑なワークフローを簡素化するローコードの使いやすい自動化フレームワークを提供することから、IT Opsは容易にインフラストラクチャとワークロードをオーケストレートし、サービス配信を高速化できます。
〇Intersight Workload Engine:最新のクラウド ネイティブ ワークロードのための強力なプラットフォーム。Intersight Workload Engineは、オープンソースのKubernetesと、コンテナネイティブの仮想化を用いたKernelベースの仮想マシン(KVM)基盤をベースに構築されています。HyperFlex(TM)向けのシスコのオペレーティング システムであり、一貫性のあるSaaS管理が特徴です。
〇Cisco Service Mesh Manager:Intersight Kubernetes Serviceの新たな拡張機能であり、オンプレミス、クラウドの両方のK8sクラスタにおいて、ポリシーベースのセキュリティとサービス トポロジの直観的なビジュアライゼーションにより、徹底したオブザーバビリティとシンプルな管理を提供します。
〇Cisco Cloud ACI:AWSとAzureに加えて、2021年秋の一般提供に伴い、Google Cloudでもご利用いただけるようになります。Cloud ACI(R)のポリシーと運用に関する共通モデルは、ハイブリッド環境やマルチクラウド環境の管理に伴うコストと複雑さを大幅に軽減します。
〇オブザーバビリティとインサイト:
〇SD-WAN向けのCisco Catalyst(R) 8000 Edge シリーズとデータセンター向けのCisco Nexus(R) 9000 スイッチにThousandEyes Internet and Cloud Intelligenceを統合:キャンパス、ブランチ、データセンター、ユーザとアプリケーションを結ぶWANネットワークのあらゆるポイントを監視することで、ネットワーク ヘルスとアプリケーション性能に関する有益なインサイトをお客様に提供します。
〇Nexus Dashboard Orchestrator:複数のオンプレミス ACI サイト、AWSおよびMicrosoft Azureのリージョン、そして本日の発表にあるように、2021年秋よりGoogle Cloudにおいて、共通ポリシーを設定・管理するための統一されたインターフェースとして機能します。
〇Intersight Cloud Orchestrator:複雑なワークフローを作成し自動化するローコードの使いやすいフレームワークを提供することから、IT Opsは容易にインフラストラクチャとワークロードをオーケストレートし、サービス配信を高速化できます。
〇クラウド向けのカスタマー エクスペリエンス(CX)サービス
〇CX Business Critical Services for Cloud:デジタル トランスフォーメーションの設計、導入、保護、最適化のために、アドバイザリ サービスに加えてノウハウを提供します。
〇CX Intersight Workload Optimizer Services:クラウドにおけるアプリケーションのリソース消費を改善します。
〇CX Advanced Services for ThousandEyes and SD-WAN:クラウド ソリューションでの最適なアプリケーション エクスペリエンスを可能にし、熟練した設計と統合により、プロジェクトの複雑さを軽減しつつ、トランスフォーメーションを加速化します。
〇Custom Quick Start Solutions:エンドツーエンドの自動化とinfrastructure-as-code (IaC)のためのエキスパート サービスを提供します。
関連コンテンツ
PR
PR
PR