- 2021/06/01 掲載
マクニカ、Cleanwatts社と提携しエネルギー管理システムを提供開始
菅総理大臣の所信表明演説(*1)にて、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「2050年カーボンニュートラル」「脱炭素社会の実現」が宣言されました。2050年の脱炭素社会の実現に向けた各企業の環境取り組みとして、再生可能エネルギーの自家発電の需要が高まっています。しかしながら、再生エネルギーは、太陽光や風力発電など天候の影響を受けるものや、発電効率の問題で安定した発電、供給が不安定なため、エネルギーを無駄なく最適に運用すること、太陽光や風力などの分散された不安定な再生エネルギーをどのように安定供給するかが課題となっています。
マクニカが、このたび提供を開始するCleanwattsの「Kisense(R)」は、エネルギー利用者、プロシューマ―、発電事業者などのすべての再生エネルギーに関わる事業者のニーズに対応できる先進のエネルギー管理プラットホームです。電力、ガス、水、CO2の排出量をリアルタイムに管理し、電気使用量などのレポート取得、リアルタイムのON/OFF制御、ピークカット、過去データとの比較でCO2削減量を可視化、設備異常の早期検知などを行うことができます。これにより、お客様の運用コスト、電力使用量を大幅に削減し、再生可能エネルギーの自家発電、自家消費比率を高めることが可能となります。
マクニカはCleanwattsと連携する事で、再生可能エネルギーを安定供給するために必要な、電力使用量の把握、電力需給管理、電力使用量の削減・平準化を実現し、環境問題への意識を高め、継続的な環境負荷の低減を含めたSustainable Society(持続可能な社会)の実現に貢献します。
*1:首相官邸ホームページ
https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/statement/2020/1026shoshinhyomei.html
※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
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