- 2021/05/24 掲載
日立ソリューションズ、「設備修繕計画最適化サービス」の体験版を提供
新常態(ニューノーマル)における働き方改革としてリモートワークを導入する企業が増えているなか、ビルや施設などの設備の使用状況は変化しており、稼働の少ない設備は修繕周期を延長して最適な修繕計画に見直すことで、長期的なコスト削減を行うことが喫緊の課題となっています。
アパート、マンションの管理、総合的なビル運営管理を行っている大東建託リーシング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:守 義浩/以下、大東建託リーシング)では、運営している品川イーストワンタワーの修繕計画と修繕コストを可視化することで、余分な作業の見直しによる作業負荷低減や修繕周期が過ぎた設備の故障リスク低減を図るため、5月10日から本サービスを試験運用しています。
日立ソリューションズは、このたび、ビルや施設以外にも工場や鉄道などの設備にも対応できる本サービスの体験版を提供し、企業の新常態への対応を支援していきます。
■ 品川イーストワンタワーを運営している大東建託リーシングで採用された背景
大東建託リーシングにおいては、空調、電気機器、水道、エレベーターといったビル設備の修繕計画を、担当者が個別に表計算ソフトウェアで管理しており、突発的な設備修繕が発生した場合に修繕計画の見直しが煩雑で困難、また、担当者によって属人的に管理されているため、客観的な計画の評価や見直しができない、という課題があります。
そこで、日立ソリューションズが提供している「設備修繕計画最適化サービス」の試験運用を開始し、延期できる修繕作業の見直しや、修繕周期が過ぎた設備の故障リスクの低減を検証することになりました。
これにより、大東建託リーシングでは、最適な設備修繕計画の実施によるコスト削減と、担当者の管理業務負担軽減の効果を期待しています。
■ 本サービスで期待される効果
1. 修繕計画を可視化し共有することで、離れた場所からでも客観的な評価、見直しが可能
担当者によって表計算ソフトウェアで属人的に管理されている修繕計画を可視化し、組織内で共有することができます。管理者や組織メンバーはリモートワークなどで離れた場所からでも、計画の参照や臨機応変な修正が可能となり、また、担当者が代わっても円滑な業務の引継ぎが可能になります。
2. 次回修繕時期の自動設定で、担当者の修繕計画の見直しにかかる業務負担を低減
修繕を行った設備については、次回の修繕時期が自動設定されます。これにより、突発的な設備の故障で予定よりも早く修繕が必要になった際に修繕計画を見直す作業が不要となり、担当者の業務負担を低減でき、最新の修繕計画を誰もがリアルタイムで参照できます。
3. 設備の修繕計画周期に則した修繕計画の最適化を実現
従来は、修繕作業効率化のため、修繕時期が異なる設備を一括で修繕していました。その結果、修繕コストが余分にかかる、または、修繕が間に合わず設備が故障するという課題がありました。本サービスにより、どの設備の修繕がいつ必要か一目で把握できると伴に、修繕コストが自動的に算出されるため、作業の効率化が実現できます。
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