- 2021/04/28 掲載
米半導体AMD、第1四半期は93%増収 需要堅調で通年見通し上げ
ハイエンドのラップトップやパソコン向けでインテルからシェアを奪い、半導体の平均販売価格が上昇したことなどが寄与した。インテルの生産オペレーションは、AMDが利用している、台湾積体電路製造(TSMC)といった受託生産会社よりも劣っている。
パソコン向けグラフィックス・中央処理半導体を含むコンピューティング・グラフィックス事業の売上高は46%増の21億ドルだった。グラフィックス半導体は新型コロナウイルス流行期間中にゲーム向けの需要が増えた。
データセンター向け半導体を含むエンタープライズ・組み込み・セミカスタム事業の売上高は13億5000万ドルと、ほぼ4倍増となった。
特別項目を除いた1株利益は52セント。予想の44セントを上回った。
また、同社は堅調な需要を背景に通年の売上高見通しを引き上げた。今年の売上高は前年比50%増を見込む。従来の見通しは39%増だった。
同社の株価は時間外取引で約4%高。
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