- 2021/02/24 掲載
少なくとも2025年までは赤字国債発行せざるを得ない財政状況=麻生財務相
毎年の法案審議を行わずに赤字国債を発行できる特例を25年度まで延長する特例公債法の改正案に関して、野田氏は「多年度化ではなく、単年度ごとの国会審議が必要で、元に戻すべきだ」と質した。
これに対して麻生財務相は「厳しい財政状況が当面続く可能性が高い状況の中で安定した財政運営を確保するため」と説明し、「特例法を延長したからと言って(財政規律を)緩ませようと考えているわけではない」と語った。
衆院財務金融委に先立つ閣議後の会見で、麻生財務相は21年1ー3月の経済情勢について「昨年10ー12月より下がることは間違いない」とする一方、追加対策に関しては「今は(20年度3次補正と21年度当初予算を)着実に実行に移していくことで、何か考えているわけでない」と述べた。
PR
PR
PR