- 2021/02/23 掲載
米経済成長率、今年は約5% 過小評価の公算も=ダラス連銀総裁
カプラン総裁は国際エネルギーフォーラムで、新型コロナウイルスワクチンの接種が進む中、6月までに人々はより大きく経済に関与していくとし、「第3、第4・四半期には人の移動と(経済への)関与が大幅に改善する」と予想。「見方に誤りがあれば、リスクは上向きだ。経済成長ペースはより速くなる可能性がある」と述べた。
その上で、現在6.3%にある失業率は「有意に」低下し、インフレは上向くとの見方を示した。ただ、世界的なワクチン接種状況を含め、新型コロナ感染拡大への対応次第になるとの見方も示した。
米疾病対策センター(CDC)によると、米国では人口の約13%がこれまでに少なくとも1回の接種を受けた。
米銀行大手バンク・オブ・アメリカはこの日、米経済の2021年の成長率は6.5%になるとの見通しを発表。バイデン政権が進める景気対策の規模などを踏まえ、従来の4.5%から上方修正した。
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