• 2021/02/19 掲載

米・メキシコの自動車工場、生産休止など広がる 寒波の影響で

ロイター

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[メキシコ市 18日 ロイター] - 厳しい寒波で米南部やメキシコで天然ガスの供給が逼迫(ひっぱく)する中、両国の自動車産業で影響が広がり、フォード・モーターや日産自動車、トヨタ自動車などが生産ラインの混乱を報告している。

米テキサス州では、記録的な寒波で電力供給システムが需要に対応できない状況に陥った。テキサス州からメキシコへの天然ガス供給にも影響が出ている。

メキシコは発電燃料の大部分を主に米国から輸入する天然ガスで賄っている。また、自動車などのサプライチェーンは両国の国境をまたいで複雑に構築されている。

メキシコ自動車工業会(AMIA)によると、同国6州で大規模な停電により車両組み立て工場が操業を一時停止した。生産ラインで天然ガスを使用している工場もあり、少なくとも5工場が16日以降、ガス消費の2─3割減を報告しているという。

フォードは18日、カンザスシティー、ミシガン州、ケンタッキー州、メキシコ北部ソノラ州の工場を一時閉鎖したと発表。

ゼネラル・モーターズ(GM)は、テキサス、テネシー、ケンタッキー各州の工場でシフトを削減したことを明らかにした。

トヨタはテキサス州の工場で19日まで稼働を止め、ミシシッピ州とアラバマ州の工場では18日のシフトを削減。メキシコでもバハ・カリフォルニアとグアナファトの工場で今後数日間、シフト削減などを行うとした。

日産はテネシー州とミシシッピ州の工場で引き続き生産を休止すると発表。メキシコではアグアスカリエンテス工場で一部の生産を休止し、他の工場では液化石油ガス(LPG)への切り替えを急いでいるとした。

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