- 2021/02/19 掲載
英航空業界、コロナ制限措置の緩和工程表に海外渡航含むよう要請
航空会社は過去1年にわたり新型コロナ関連の移動規制で壊滅的な打撃を受けており、最大手のブリティッシュ・エアウェイズとイージージェットは、航空業界がまたも政府に忘れられるのではないかと懸念を強めている。
イージージェットのヨハン・ラングレン最高経営責任者(CEO)は18日、オンラインイベントでメディアに対し、「首相の発表では海外渡航(再開)への道筋について明確な表明が必要だ。政府は22日の発表に接客や小売り、娯楽など他の部門に関する行程表を含めると示唆している。海外渡航も対象とする必要がある」と述べた。
英航空業界団体の「エアラインズUK」は、ワクチン接種の進捗や感染・入院者数の減少で規制を徐々に緩和する道筋がついてきたとして、段階的な国境再開を要請。今夏の回復に向けた行程表が存在しないのなら「特化された支援策」が必要になると警告した。
Jet2、TUI、ヴァージン・アトランティック航空など航空各社は約1年にわたり収益が落ち込んでおり、今夏の大幅な回復を見込んでいる。
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