- 2021/02/15 掲載
小売りや製造業に影響=スーパー休業、工場停止―福島沖地震
福島県沖で13日発生した地震では、揺れが大きかった地域に拠点を構える店や工場に被害が出た。宮城、福島両県のスーパーでは15日午前も一部店舗が復旧できず一時休業を継続。操業を停止したビール大手の工場は復旧を急いでいる。一方、高速道路の通行止めなどで生じた荷物の配達の遅れは解消に向かいつつある。
一時休業などが発生していたスーパーでは、15日も一部店舗が復旧できず影響が続いた。コンビニエンスストア各社はいずれも14日中にほぼ全店で営業を再開した。
キリンビールは、配管に被害を受けた仙台工場(仙台市)の製造を16日まで停止する。配管の修理後、洗浄、殺菌作業を行い、17日以降の再開を目指す。アサヒビールの福島工場(福島県本宮市)は、製造設備の一部が被災したため、15日以降の製造を中止。再開は今月下旬になる見込みだ。
物流面は正常化が進みつつある。佐川急便は15日朝までに、配送の遅れは解消したと説明している。
【時事通信社】
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