- 2021/02/14 掲載
ロイヤルHD、双日が筆頭株主=海外展開で協力、銀行も支援
ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」などを展開するロイヤルホールディングス(HD)が、双日や銀行から計160億円程度の支援を受けることが14日、分かった。15日にも決定する。双日が1割超の株式を握る筆頭株主となり、海外展開で協力する。新型コロナウイルスの影響が長期化する中、外部の支援を受け入れて立て直しを急ぐ。
具体的には、双日が第三者割当増資で約100億円を引き受けてロイヤルHDと資本業務提携を結ぶ。さらに、みずほ銀行などが計約60億円の優先株を引き受ける見通し。
ロイヤルHDは外食やホテル事業が新型コロナの打撃を受け、2020年12月期連結業績で過去最悪となる280億円の純損失を見込む。双日の支援を受けて東南アジアへの出店や冷凍食品の輸出を検討するとみられる。
【時事通信社】
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