- 2021/02/12 掲載
イオン、ワクチン接種会場に=全国290カ所、自治体に提供
イオンが新型コロナウイルスのワクチン接種会場として、運営する商業施設を自治体に提供する方針を固めたことが12日、分かった。「イオンモール」や「イオンタウン」など全国の大型商業施設約290カ所が対象。接種場所の確保が課題となっている自治体からの要望を受け貸し出す。
イオンは、全国600超の自治体と災害時に避難場所の提供などを行う防災協定を結んでいる。今回、複数の自治体からワクチン接種の場所提供の相談があり、貸し出しを決めた。
このうち、神奈川県座間市とは「イオンモール座間」を有償で貸し出す方向で調整を進めている。施設内にワクチン保管用の冷凍庫などを置き、多目的ホールを接種会場、ラウンジを待機場所とする方針。提供中も商業施設の営業は継続する。
【時事通信社】 〔写真説明〕新型コロナウイルスのワクチン接種会場として神奈川県座間市に貸し出される予定の「イオンモール座間」(イオンモール提供)
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