- 2020/11/18 掲載
日銀の支援策、チャレンジする銀行には経済的メリット=地銀協会長
一方、日銀のマイナス金利政策については「(日本経済の)置かれた現状からすればやむを得ない政策だが、銀行界としてはこれ以上の深掘りはやめてほしい」と語った。
日銀の特別付利が適用される条件には、経費削減のほかに経営統合の決定があるが、大矢会長は「再編統合が体質強化の唯一の解とは思わない」と指摘。他の地銀との経営統合は「効果を生むまでに相当時間がかかる」と述べた。
地銀の中間決算について、大矢会長は「厳しい決算だったが、最悪のケースではなかった」と指摘。与信コストについて「政策的効果が相当あり、抑えられた」と述べる一方、特に来年度以降はしっかり見ていかなければならないとした。
(和田崇彦 編集:山川薫)
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