- 2020/11/06 掲載
9月給与総額、0.9%減=残業代減り6カ月連続低下
厚生労働省が6日発表した9月の毎月勤労統計調査(速報値)によると、名目賃金を示す現金給与総額は前年同月比0.9%減の26万9503円だった。6カ月連続の低下。新型コロナウイルス感染拡大に伴う景気低迷から労働時間が減り、残業代などの所定外給与が落ち込んでいる。
現金給与総額から物価変動の影響を差し引いた実質賃金は1.1%減だった。
現金給与総額の内訳を見ると、基本給を中心とする所定内給与は0.2%増でほぼ横ばい。一方の所定外給与は12.0%の大幅減だった。ただ、政府の緊急事態宣言が出ていた5月の26.4%減からは徐々に縮小している。
【時事通信社】
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