- 2020/11/06 掲載
米株大幅続伸、議会ねじれ継続で政策の急転換ないとの見方
米連邦準備理事会(FRB)が5日まで開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利をゼロ付近に据え置き、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた経済を支援するため、あらゆる手段を尽くすと改めて表明したことも、支援材料になった。
米株市場は今週に入り4日続伸しており、4日間の上昇率としては主要株価3指数全てで約7カ月ぶりの大きさを記録した。
新型コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたことから恩恵を受けているテクノロジー企業の比重が大きいナスダック総合<.IXIC>は、9月2日に付けた終値ベースでの過去最高値に近づいた。
フィラデルフィア半導体指数<.SOX>は4.40%急伸し、過去最高値で終了。S&P情報技術セクター<.SPLRCT>は3.12%高となり、S&P総合500種<.SPX>を押し上げた。
半導体大手クアルコム<QCOM.O>は12.75%の大幅高。第1・四半期(10─12月)の売上高見通しが市場予想を上回った。
S&Pの主要11セクターはエネルギー<.SPNY>を除いて全てが上昇した。素材セクター<.SPLRCM>は4.05%上昇し、過去最高値を付けた。工業ガス大手リンデ<LIN.N>が6.15%値上がりし、指数の上げを主導した。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 28390.51 +542.85 +1.95 28083.37 28495.05 28083.37 <.DJI>
前営業日終値 27847.66
ナスダック総合 11884.54 +293.76 +2.53 11816.33 11924.28 11784.15 <.IXIC>
前営業日終値 11590.78
S&P総合500種 3511.29 +67.85 +1.97 3485.74 3529.05 3485.74 <.SPX>
前営業日終値 3443.44
ダウ輸送株20種 11668.54 +276.63 +2.43 <.DJT>
ダウ公共株15種 885.47 +7.78 +0.89 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 2488.16 +103.94 +4.36 <.SOX>
VIX指数 27.83 -1.74 -5.88 <.VIX>
S&P一般消費財 1262.05 +25.03 +2.02 <.SPLRCD>
S&P素材 426.44 +16.61 +4.05 <.SPLRCM>
S&P工業 686.25 +15.28 +2.28 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 665.98 +5.20 +0.79 <.SPLRCS>
S&P金融 417.44 +10.02 +2.46 <.SPSY>
S&P不動産 221.67 +0.69 +0.31 <.SPLRCR>
S&Pエネルギー 223.36 -0.09 -0.04 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1280.07 +2.36 +0.18 <.SPXHC>
S&P通信サービス 211.67 +3.68 +1.77 <.SPLRCL>
S&P情報技術 2131.38 +64.53 +3.12 <.SPLRCT>
S&P公益事業 326.52 +3.05 +0.94 <.SPLRCU>
NYSE出来高 7.12億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 24275 + 155 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物12月限 円建て 24265 + 145 大阪比 <0#NIY:>
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