- 2020/11/05 掲載
アイリスオーヤマ、法人向け「掃除ロボット事業」に新規参入
「Whiz i」は、ソフトバンクロボティクス株式会社が開発・提供する掃除ロボットで、床清掃を目的とする自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーの除菌清掃ロボットです。
今回、当社が発売するAI除菌清掃ロボット「Whiz i IRIS EDITION」は、清掃業務の自動化だけでなく、空間に浮遊する菌量の削減や、ウイルス・細菌の除菌に加え、様々な外部機器と接続できるコネクタによりスピーカーやカメラを用いた販促やマーケティングへの活用といった掃除にとどまらない多様な付加価値を提供します。具体的には、オフィス・商業施設・宿泊施設・レジャー施設などにおいて、LED照明事業で採用している通信プロトコルLiCONEXと連携し、「Whiz i IRIS EDITION」で取得した清掃データと照明環境などの空間情報、施設情報を組み合わせることで、当社の法人向け事業との融合性を高め、効率的な施設管理ができるソリューションの提供を通じた業界の変革を促進します。
当社はこれまで、新型コロナウイルス感染症対策として、従来の中国大連工場と蘇州工場の2拠点に加え、宮城県角田工場での国内生産を開始するなどマスクの安定供給体制を構築し、政府や地方自治体、業界団体と連携して様々な公的機関に多くのマスクを提供しています。また、一度に多くの人が集まる施設での感染拡大を未然に防ぐ「AIサーマルカメラ」、オフィスなどのデスクに簡易に設置することで対面での会話による飛沫を防げる「デスクスクリーン」を相次いで発売し、様々な感染拡大防止ソリューションを提供しています。
緊急事態宣言以降、全国の新型コロナウイルス感染者数は徐々に減少していますが、各地の企業や施設において引き続きクラスター感染が発生しています。こうした中で、企業は一層コスト削減を迫られる一方で、他社と差別化できる高度な付加価値を顧客に提供することが求められ、ロボットを活用した業務へのニーズが極めて高まっています。企業は、単純な作業や定型業務はロボットを活用することでコストを最小化し、付加価値を生む高度な業務はデジタルトランスフォーメーションの活用により再構築するといった取り組みが必要です。
当社は今後も、アイリスグループの総合力を活かし、空間の快適性向上に加えて、効率的な施設管理ができるソリューションに対応することで法人事業の基盤拡大を図ります。
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