• 2020/11/05 掲載

危機に強い観光を=北米進出は「必須」―星野リゾート代表

時事通信社

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星野リゾート(長野県軽井沢町)の星野佳路代表はインタビューに応じ、将来の新型コロナウイルス収束を見据え、訪日外国人旅行者(インバウンド)需要に過度に依存せず、「危機に強い観光をつくることが重要だ」と語った。需要喚起策で底堅い国内旅行顧客への対応を強化し、収益につなげる計画だ。海外展開の重要性も挙げ、「北米進出はマスト(必須)だ」と述べた。

星野氏は将来のコロナ収束後、インバウンドが再び観光産業の柱になるとの見通しを示した。一方、バブル崩壊や金融危機による相次ぐ経営破綻、リーマン・ショック、東日本大震災、今回の新型コロナと危機が5~10年ごとに起きていることから、「リスク分散が重要だ」と強調。危機に強い観光の一例として、自宅から1~2時間圏内の近場を旅行する「マイクロツーリズム」への対応強化を課題に掲げた。

同社は来春、中国本土に進出する。星野氏は、中長期的な国内の人口・旅行需要の減少も念頭に「海外でもホテルを運営できる実力をつけなければならない」と表明。「北米で運営できなければ、世界で通用すると認めてもらえない」と述べ、今年初めに進出した米ハワイに続き、米本土での事業展開にも意欲を見せた。

北米では、強みを持つ温泉旅館を開業し、米国の利用者にアピールしたい考え。星野氏は、米国内には温泉の出る場所が約1200カ所あると指摘した上で、「(良い場所が)見つかればいつでも行く準備はできている」と話した。

【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答える星野リゾートの星野佳路代表=10月13日、東京都千代田区

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