幸楽苑、冬賞与も見送り＝赤字９億円に拡大―２１年３月期

ラーメンチェーン「幸楽苑」を運営する幸楽苑ホールディングスは４日、２０２１年３月期の連結純損益の赤字が９億５０００万円（前期は６億７７００万円の赤字）に拡大する見通しだと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げが大幅に落ち込んでいるため。業績悪化を踏まえ、夏に続き、従業員の冬のボーナスは支給しない方針を決めた。

冬の賞与見送りについて、労働組合と合意した。従業員の雇用は維持する。資金繰りについては「現時点で大きな影響はない」としている。

【時事通信社】