- 2020/11/04 掲載
三菱自、赤字2098億円=販売低迷、4年ぶり純損失―9月中間
三菱自動車が4日発表した2020年9月中間の連結純損益は、2098億円の赤字(前年同期は25億円の黒字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大による販売低迷が続き、中間決算としては燃費不正問題が起きた16年以来4年ぶりの純損失を計上。本業のもうけを示す営業損益も826億円の赤字となり、中間期として比較できる03年以降で最悪の水準だった。
4~9月の販売台数は35万1000台で、前年同期から約4割減少。特に主力の東南アジア諸国連合(ASEAN)地域では5割超下落し、大きな打撃となった。多くの国内自動車大手で生産・販売台数が最悪期から回復傾向にある中、同社は回復の遅れが目立っている。
【時事通信社】
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