- 2020/11/04 掲載
前場の日経平均は続伸、330円超高 米大統領選開票で一喜一憂
TOPIXは0.82%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2298億3800万円。東証33業種は非鉄金属、鉱業、鉄鋼、サービス業などの26業種が値上がり。電気・ガス業、水産・農林業、空運業などの7業種は値下がりした。
米国時間3日に投票が行われた大統領選挙は開票が進み、出口調査や米主要メディアによる各州の結果が続々と出ている。市場では「ニュースサイト、調査会社により結果が異なっており、現時点でどちらが優勢というのはまだわからない。引き続き注視する必要がある」(国内証券)との声が出ていた。
SMBC信託銀行のシニアマーケットアナリスト、山口真弘氏によると「3日の米国株式市場ではバイデン氏が優勢との見方に加え、上院・下院でも民主党が過半数議席を獲得するいわゆるトリプルブルーのシナリオで上昇した。しかし、実際開票結果をみてみると、混戦の色が強いとの見方が広がり、不安定な値動きとなっている。株価はあくまで表面をなぞるような動きとなっている」いう。
個別では、フジクラ<5803.T>が急騰し東証1部で値上がり率トップ。2日に発表した2021年3月期上半期(4─9月)の営業利益が、従来予想の10億円を大幅に超過する89億0600万円(前年同期比54.2%増)となったことが好感された。
東証1部の騰落数は、値上がりが1325銘柄、値下がりが752銘柄、変わらずが99銘柄だった。
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