- 2020/11/04 掲載
三菱電機、高齢者向けヘルステック事業の加速を目的にZ-Works社に出資
今後、センシングデバイスの共同開発やクラウド上でのデータ連携(※3)、高齢者向け介護支援サービスの販売協力などを実施する予定です。
※1 「Health(ヘルス)」と「Technology(テクノロジー)」を組み合わせた造語。介護や健康に関する分野で最新のICT技術やIoT技術を組み合わせ、革新的なサービスとして提供する事業分野
※2 企業が社外のスタートアップ企業を活用してイノベーションを起こす活動。当社は有望なスタートアップ企業へ総額100億円を投資する予定
※3 クラウド上で複数の情報やデータを予め定められた手順や方法により連携させて提供するサービス
【Z-Works社の概要】
社名:株式会社Z-Works
代表者:小川誠、高橋達也
所在地:東京都新宿区下落合4-21-19 目白LKビル 7F
資本金:5億3592万5千円
設立:2015年4月30日
従業員数:18名(2020年10月時点)
事業内容:IoT活用による科学的介護支援システムの開発・販売
ホームページ: https://www.z-works.co.jp/
【Z-Works社への出資の狙い】
少子高齢化が進む中、高齢者の安全やプライバシーへの配慮を行いながら、個々人に寄り添う高齢者向けサービスが求められる一方で、高齢者向けサービスを提供する現場では人手不足の深刻化などにより、一人一人に向き合った満足度の高いサービス提供が難しいといった課題が顕著になっています。
当社は、このような背景の下、当社グループ企業が展開するサービス付き高齢者向け住宅事業などの既存の高齢者向けサービス事業などで得た知見に、IoTやセンサー、AIなどの技術を組み合わせた高齢者向けヘルステック事業を検討しています。
今回、ベッドセンサーを中心とした独自のセンサー技術とIoTプラットフォームを活用して施設向け介護支援システム・サービスなどを事業展開しているZ-Works社に出資することで、当社の強みであるエッジ領域でのAIを活用したセンサーフュージョン技術(※4)と、Z-Works社が保有する高齢者向けサービスのノウハウや高齢者の行動分析技術を掛け合わせ、高齢者向けヘルステック事業の充実化および高度化に取り組みます。
※4 複数のセンサーから得られる情報を組み合わせ、統合した処理を行うことで新たな情報を抽出する手法
【今後の展開】
今後、センシングデバイスの共同開発やクラウド上でのデータ連携、高齢者向け介護支援サービスの販売協力などヘルステック事業を推進し、高齢化社会における暮らしの充実に貢献していきます。
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