- 2020/11/04 掲載
伊フェラーリ、第3四半期利益が予想上回る 通年見通し引き上げ
第3・四半期の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は、6.4%増の3億3000万ユーロで、ロイターがまとめたアナリスト予想の2億9900万ユーロを上回った。
通年のEBITDAは、新型コロナウイルスが販売にさらに影響しないと想定すると、約11億2500万ユーロになるとの見通しを示した。従来予想は10億7500万─11億2500万ユーロだった。
ルイス・カミッレーリ最高経営責任者(CEO)は、最新見通しは、第4・四半期が非常に底堅くなることを示していると述べ、過去最高の販売台数、売上高、EBITDAを見込んでいると説明した。
同CEOは「エンジンをフル回転している証だ」と述べ、「受注が非常に堅調な状態で2021年に入る。21年は好調な年になる」と語った。
第3・四半期の出荷台数は、一部モデルが生産終了を迎えていることから前年比6.5%減少した。ただ、モンツァなどの収益率の高い12シリンダーのモデルの出荷は15.4%増加した。
モルガン・スタンレーは、同社の第3・四半期業績が予想を上回り、通年見通しも上方修正されたことで、好調を維持して2021年を迎えるだろうとの見方を示した。
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