- 2020/11/03 掲載
引き続き社会の発展に尽くす=旭日大綬章の中村邦夫・元松下電器社長
秋の叙勲で旭日大綬章を受章した元松下電器産業(現パナソニック)社長の中村邦夫氏(81)は「過分な栄誉を賜り、光栄」と喜びの談話を発表した。
中村氏は1962年に松下電器に入社。2000年に社長に就任した。ITバブル崩壊を背景に、02年3月期連結決算で同社が4000億円を超える純損失に転落すると、製品ごとに独立採算で経営する「事業部制」は無駄が多いとして廃止。グループ主要5社を完全子会社化して事業再編を図るなど、6年間の在任期間中、聖域なき構造改革を進め、業績をV字回復させた。経団連の副会長や地方制度調査会会長を歴任した。
中村氏は、各方面に感謝の気持ちを示すとともに、「一層精進し、社会の発展に役立つよう引き続き尽くしていく」としている。
【時事通信社】 〔写真説明〕中村邦夫 元松下電器産業(現パナソニック)社長
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