- 2020/11/03 掲載
米SECの罰則金徴収額、20会計年度は過去最高の47億ドル
715案件を通じ、罰金などが計10億ドルと不正利得返金分が計36億ドルに上った。一方「未曽有の課題」に直面し、取扱件数は4年ぶりの低水準だったという。
公表資料は、「3月以降、執行部門は完全に在宅となり、証言や物証の収集、訴訟手続きなどで特有の障害が発生したものの、委員会に重要案件を提起する手法を案出した」と報告した。
少数の巨額案件が全体の大半を占めた。中には、通信アプリを手掛けるテレグラム・グループの暗号資産(仮想通貨)売り出しをめぐる、投資家らへ返還金12億ドルと制裁金1850万ドルや、金融大手ウェルズ・ファーゴの不正営業問題に絡む罰金5億ドルなどが含まれる。
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