• 2020/10/30 掲載

エールフランスKLM、第3四半期は営業赤字 第4四半期はさらに悪化へ

ロイター

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[パリ 30日 ロイター] - フランス・オランダ系の航空大手エールフランスKLM<AIRF.PA>が発表した第3・四半期決算は、営業損益が10億5000万ユーロ(12億4000万ドル)の赤字となった。

新型コロナウイルスの感染再拡大で業績がさらに悪化するとの見通しも示した。

第3・四半期の売上高は67%減の25億2000万ユーロ。

フランス政府は28日、新型コロナウイルスの感染防止に向け、今週30日から12月1日までの約1カ月、全土で再び都市封鎖(ロックダウン)を実施すると発表した。

ベン・スミス最高経営責任者(CEO)は「8月後半の段階的な国境封鎖と感染再拡大が業績に大きな影響を及ぼした」と述べた。

手元資金は124億ユーロ。フランス、オランダ両政府の支援が寄与した。

純債務は第3・四半期に13億4000万ユーロ増加し、9月末時点で93億1000万ユーロ。

フレデリック・ガジェ最高財務責任者(CFO)は、さらなる移動制限で資金の枯渇ペースが加速すると警告した。

エールフランスの第4・四半期の運航は、前年同期の運航能力の35%未満になる見通し。KLMの運航予定はこれより「若干」多いという。

エールフランスKLMがまとめた市場予想によると、営業損益は12億4000万ユーロの赤字、売上高は27億9000万ユーロと予想されていた。

利払い・税・償却前利益(EBITDA)はマイナス4億4200万ユーロ。第4・四半期は「さらに大幅に」減る見通しという。

リストラ費として5億6500万ユーロを計上。純損失は16億7000万ユーロに膨らんだ。

エールフランスKLMは、フルタイム職9000人分の雇用を今年削減する計画。エールフランスは2022年までにさらに4500人を削減する。

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