- 2020/10/30 掲載
企業の内部留保、もう少し設備投資や給与に回ってもいい=麻生財務相
同日午前の閣議後会見で語った。
財務省が同日発表した2019年度の法人企業統計によると、内部留保に当たる利益剰余金は475兆円余りとなり、8年連続で過去最高を更新した。これに関して麻生氏は「(内部留保が積み上がる流れは)特に変わりないが、利益が出た分が労働分配率を上げることになっていない。もう少しそこらは上げることを考えてもいいのではないか」と国会内で記者団に述べた。
一方、内部留保の厚みがコロナ禍の直撃を「結果論として耐えるだけの体力につながった」との見方も併せて示した。
(梶本哲史、日本語記事執筆:山口貴也 編集:山川薫)
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