- 2020/10/30 掲載
都区部コアCPI、10月は-0.5% GoToで4年ぶり下落率
原油価格の下落でエネルギーがマイナス5.6%と9月のマイナス3.3%から下落率が拡大。宿泊料はマイナス37.1%で、こちらも9月のマイナス30.0%から下落率が拡大した。
総合指数はマイナス0.3%で、17年3月以来の下落率。もっとも、天候不順で生鮮果物がプラス11.4%、生鮮野菜がプラス3.2%となり、コアCPIよりマイナス幅は小さくなった。
物価のより基調的な動きを示す生鮮食品・エネルギーを除く指数(コアコアCPI)はマイナス0.2%となり、17年6月以来の下落率。
Gotoトラベル事業に10月から東京発着分が追加されたことで、総務省は同事業の影響を除いた試算値を公表した。Goto事業の影響を除くと、総合が前年同月比プラス0.2%、コアコアがプラス0.4%。
(和田崇彦 編集:田中志保)
関連コンテンツ
PR
PR
PR