• 2020/10/29 掲載

米社債の保証料率が上昇、株価急落で

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ニューヨーク 28日 ロイター] - 28日の米金融市場では、新型コロナウイルスの流行や来週の大統領選に対する懸念で株価が急落したことを受けて、社債の保証料率が上昇した。

ジャンク債の保証料率を示すマークイット北米ハイイールドCDXインデックス<CDXHY5Y=MG>は、プライスが103.695に低下。9月28日以来の低水準となった。

投資適格債の保証料率を示すマークイット北米投資適格級CDXインデックス<CDXIG5Y=MG>は、スプレッドが一時63.84ベーシスポイント(bp)に拡大。9月18日以来の高水準を記録した。

いずれも、社債のデフォルト(債務不履行)が増えるとの投資家の見方を反映している。

同日のクレジット市場では、株価の急落を受けて、スプレッドが拡大したが、特に影響が大きかったのが米国のジャンク債だ。

ナットアライアンス・セキュリティーズの国際債券担当責任者、アンドリュー・ブレナー氏は「ハイイールド債から資金が流出しており、これがスプレッド拡大の原因となった」と指摘。

「米国で企業倒産が増えるとの懸念や、一部のハイイールド債の発行体が債務不履行に陥るとの懸念が浮上している」と述べた。

また、大統領選の結果を巡る不透明感に加え、民主党が勝利すればキャピタルゲイン税が引き上げられるとの見方も、市場の重しになっているという。

同氏は「市場関係者は、ブルーウェイブ(民主党の波)が起きても、レッドウェイブ(共和党の波)が起きても、ブルータイド(民主党の上げ潮)が起きても、市場は上昇すると想定しているが、不都合な真実に目覚めつつある」と指摘した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます