- 2020/10/29 掲載
午後3時のドルは104円前半、1カ月ぶり安値 仏全土封鎖に懸念
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 104.24/26 1.1781/85 122.84/88
午前9時現在 104.53/55 1.1779/83 123.15/19
NY午後5時 104.40/45 1.1795/97 123.14/18
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅安の104円前半。フランスやベルギーが全国的なロックダウン(都市封鎖)に踏み切るとの懸念から、ユーロが売られた一方で円が買われた。
東京市場のドル/円はじり安。午前の高値104.56円から午後にかけて上値を切り下げ、一時104.21円と9月21日以来1カ月ぶり安値をつけた。
海外市場で強まったユーロ安もさらに進行。対円では122円後半と9月28日以来1カ月ぶり、対ドルでは1.1770ドルと1週間ぶり安値を更新した。
「アジア時間早朝の薄商いの中、節目となる1.18ドルを割り込んだことで、損失確定のユーロ売りが出ている。1.18ドル台に売りが並び始めたことも上値を重くしている」(外銀)という。
仏BFMテレビは27日、政府が29日深夜から1カ月間、全国的なロックダウンを検討していると報じた。ドイツではメルケル首相と16州の首相が28日、追加制限措置導入を協議する予定で、ベルギーでもロックダウンの再導入を検討中だという。
(為替マーケットチーム)
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