- 2020/10/14 掲載
独ZEW景気期待指数、10月は56.1へ予想以上に低下 先行き不透明感増す
新型コロナウイルス、英国の欧州連合(EU)離脱、米国選挙を巡る3つの不安を背景にドイツ経済の先行き不透明感が増している。
ZEWのワムバッハ所長は発表文で「最近の新型コロナ感染者数急増が将来の経済発展を巡る不透明感を高めている。英国が通商合意なしにEUを離脱するとの予測も同様だ。米大統領選に向けての現状も不透明感をさらに高めている」と指摘した。
現況指数は前月のマイナス66.2からマイナス59.5に上昇。市場予想はマイナス60.0だった。
景気期待指数の低下は7月以来。ワムバッハ所長は「(上昇した)8月と9月の大きな高揚感は消滅したようだ」とした。
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