- 2020/10/07 掲載
ECB、コロナ禍後も充分な緩和策維持する必要=レーン専務理事
レーン専務理事は、新型ウイルス感染拡大で状況は一段と困難になったとし、危機終息後もECBは借り入れコストを低水準にとどめると確約。「インフレの道筋が新型ウイルス感染拡大前の状態に戻った後、中期インフレ目標の達成に向け、金融政策スタンスを適切に調整する必要がある」と述べた。
その上で、市場で織り込まれているECBの利上げ着手時期は2024年8月に後ずれしていると指摘。「感染の再拡大が見られており、一部では感染拡大抑制策も実施されている。ここ数週間は公衆衛生だけでなく、消費者信頼感と投資家信頼感にも極めて重要な時期となる」と述べた。
*内容を追加しました。
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