- 2020/08/06 掲載
米ボーイング、格付け見通しをネガティブに引き下げ=S&P
S&Pグローバルは「ボーイングは今後数年にわたりキャッシュフローが悪化する可能性があり、債務返済や利払い・税・償却前利益(EBITDA)の改善、クレジットメトリクスの回復が困難になる」と指摘した。
一方、流動性は潤沢だとし、長期格付けの「BBBマイナス」、短期格付けの「A─3」など格付けは据え置いた。
ボーイングは今後6─12カ月間、低迷期を乗り切るための大量の資金流出を賄えるとし、運航停止となっている「737MAX」の納入再開が見込まれる中、来年にはキャッシュフローがプラスになる可能性があるとした。
ボーイングのグレッグ・スミス最高財務責任者(CFO)も5日、オンライン会議で、新たな債務を通じた資金調達の必要はないとの見解を示した。
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