• 2020/07/27 掲載

現金と債券、金に資金流入、株式から流出=バンカメ週間調査

ロイター

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ロンドン 24日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が24日公表した週間調査によると、投資家は現金と投資適格級債券、金に資金を移す一方、株式からは引き揚げ、高リスク資産を避けている傾向を示した。

現金への資金流入は409億ドルと、5月6日以来の大幅なプラスだった。債券には245億ドルが流れ込み、史上3番目の大きさとなった。金には38億ドルが流入し、史上2番目に多かった。一方、株式からは38億ドルが流出した。

バンカメは金融市場で見られる主要な動きとして、金利の大幅な抑制とドルの大幅安を指摘。これによって物価はデフレからインフレへ転換するだろうという見方を示した。

バンカメは、中央銀行が先に資産買い入れという形で8兆ドルの刺激策を導入したことで金利が大幅に下がったほか、社債スプレッドは大きく縮小し、ボラティリティーが急低下したと述べた。

世界の主要な中央銀行が実施した債券買い入れプログラムにより、米国債市場のボラティリティーの指標となっているICEバンク・オブ・アメリカMOVE指数<.MOVE>は43と、過去最低水準付近まで低下した。4カ月前は160を超え、10年超ぶりの高水準を付けていた。

バンカメは「金利が抑制されているということは投資家がインフレリスクに対するヘッジができないことを意味し、このため『米ドル売り』『金買い』が盛んになっている」と述べた。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます