- 2020/07/21 掲載
BHP、4─6月鉄鉱石生産は前年比7%増 コロナ巡るリスク警戒
同期の鉄鉱石生産は7600万トンで、前年同期の7100万トンから増えたが、UBSの予想である7790万トンには届かなかった。
鉱山各社は世界最大の金属消費国である中国における最近の企業活動の活発化が価格を下支えし、中国以外の地域の需要を巡る不透明感の影響を相殺すると期待している。
BHPは、2021年通年の鉄鉱石生産見通しを2億7600万─2億8600万トンとした。UBSの予想の2億8750万トンを下回った。
同社は発表文で「先進諸国は封鎖措置の第1波から復旧し始めたが、感染の再拡大とコロナ対策の再導入によって不透明感の強い期間が続くという早期の兆候がある」と指摘。
中国国内の企業活動は改善しているものの、感染第2波が発生する可能性があるため、前向きな動きを維持するには大きなリスクがあるとの見方を改めて示した。
競合するリオ・ティント
(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
PR
PR
PR