- 2020/07/21 掲載
ブラジルのバーレ、第2四半期鉄鉱石生産は前年比5.5%増
通年の鉄鉱石生産量の予想は3億1000万─3億3000万トンで変更はないが、予想レンジの下限近くになる可能性が高いとの見通しを示した。
鉄鉱石価格は前週、1トン=111ドルを上回り、約1年ぶり高値を記録した。経済活動再開に伴い中国が鉄鉱石輸入を拡大しており、世界的に供給が不足していることが背景にある。
バーレがブラジル北部で進める主要鉄鉱石事業「S11D」の6月稼働率は改善し、下期も改善が見込めるとし、年間生産量は8500万トンを若干上回る水準になるとの見通しを示した。
ただ、新型コロナウイルスにより350万トンの生産に影響が出ており、北部の生産増加分の多くは相殺される見通し。
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