- 2020/07/20 掲載
中国、2つの債券市場で相互取引可能に 銀行間と取引所
人民銀の発表文によると、適格投資家は両市場を連結する「コネクト」の仕組みを通じて、両市場で取引される債券を売買できるようになる。
1997年に創設され、人民銀が所管する銀行間債券市場は銀行が取引を独占し、発行高と取引高で取引所市場を大幅に上回る。
取引所市場は中国証券監督管理委員会(証監会)が所管し、証券会社や投資ファンド、個人が参加している。
人民銀のデータによると、2019年末時点の中国の債券発行残高は99兆1000億元(1430億ドル)に上り、このうち銀行間債券市場が全体の87.2%に相当する86兆4000億元を占めた。
PR
PR
PR