- 2020/07/20 掲載
日産とルノーの決算は「惨め」─ゴーン被告=仏紙
ゴーン被告は金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)と会社法違反(特別背任)の罪で起訴され保釈中だった昨年12月、レバノンに逃亡した。本人は容疑を否認している。
ゴーン被告は、インタビューで「両社の提携に対する市場の信頼に問題がある。個人的には、日産とルノーの決算は惨めだと感じる。両社は内向きになっている。両社の間にもはや経営の真の融合はなく、不信感が漂う」と語った。
同被告はまた、2018年11月─2020年6月までの株価の下落率に言及。日産が55%、ルノーが70%下げたのに対し、ライバルのゼネラル・モーターズ(GM)
フランス検察当局は、ゴーン被告によるルノーの資金の流用疑惑を捜査中。13日にフランスに召喚したが、被告は姿を見せなかった。
これについて、ゴーン被告は「手続き上の問題がある。日本政府が私の国際手配を要請したため、私のパスポートはレバノン当局が持っている」と説明。「私の身の安全が守られ、移動の自由が保証されることを確かめたい」とも述べた。
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