- 2020/07/10 掲載
日経平均は反落、中国株安や感染者増嫌気し終盤に下げ加速
9日の米国株市場は、ダウとS&P総合500種が反落した一方、ナスダック総合は続伸。アマゾン・ドット・コム
そうした中で、ハイテク株を中心に物色機運が高まったものの、全体的に商いは低調。中国株式市場のさえない動きや、新型コロナウイルスの感染者拡大から警戒感が強まり、週末事情も手伝い利益確定売りが優勢となった。
小池百合子東京都知事は10日、東京都内で新たに243人に新型コロナの感染が確認されたことを明らかにした。都内の1日の感染者として過去最多となった前日の224人を上回った。都内の累計感染者数は7515人となった。
TOPIXは1.42%安で終了。東証33業種は全業種値下がりとなり、東証1部の売買代金は2兆4589億6700万円だった。個別では、ソニー<6758.T>は堅調だったが、主力株は軒並み軟調。ファーストリテイリング<9983.T>が大幅安となり、連日の年初来高値更新となったソフトバンクグループ<9984.T>も後半は値を消した。
大引け間際、良品計画<7453.T>の株価が急落。米子会社が日本の民事再生法に当たる米連邦破産法11条の適用を申請したことが10日、分かったと日本経済新聞電子版が伝えたことが嫌気された。
東証1部の騰落数は、値上がり193銘柄に対し、値下がりが1935銘柄、変わらずが43銘柄だった。
日経平均<.N225>
終値 22290.81 -238.48
寄り付き 22534.97
安値/高値 22285.07─22563.68
TOPIX<.TOPX>
終値 1535.20 -22.04
寄り付き 1553.52
安値/高値 1535.20─1554.49
東証出来高(万株) 133791
東証売買代金(億円) 24589.67
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