- 2020/07/09 掲載
エアバス、上半期の引き渡し数は16年ぶり低水準 6月は回復
6月単月では、引き渡し数は36機となり、5月の24機、4月の14機から急回復。新型コロナウイルス感染が拡大して以降で最多となった。それでも、上半期の引き渡し数の持ち直しには至らなかった。
エアバスは、新型コロナの影響で向こう2年間の生産が当初計画より40%減少すると想定、1年以内に1万5000人を削減すると発表している。
需要の急減に直面している航空機メーカーは航空各社に対し、未製造の機体引き渡しを延期する代わりに完成した機体を引き取るよう要請している。6月の引き渡し数回復は、こうした交渉がある程度奏功したものとみられる。
PR
PR
PR