- 2020/07/09 掲載
世界的な債務膨張、景気回復なら解消の必要=古澤IMF副専務理事
IMFによると、コロナ対策に伴う財政措置は約11兆ドルに上り、世界の公的債務は2020年に対GDP(国内総生産)比で初めて100%を超える見通し。
古澤副専務理事は「経済が(回復)軌道に戻り次第、公的財政を管理するための中長期的な枠組みを作る必要がある。これはIMFの政策提言の中でも最優先課題だ」と述べた。
債務問題を巡っては、講演に同席したアジア開発銀行(ADB)の浅川雅嗣総裁も「悪化した財政をいつ、どう議論するかは不可避。財政再建に舵を切るタイミングは遅かれ早かれくる」と語った。
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