- 2020/07/07 掲載
カナダの企業景況感、「非常にネガティブ」=中銀調査
中銀は調査で「軟調な売上高見通しは全地域・全セクターに広がっており、消費動向や将来の需要に対して高い不確実性を示す企業が多い」と指摘。エネルギー関連のほか、観光、金融、不動産業で弱気な見方が多かったが、「調査対象企業の半数は、パンデミック関連の影響が収まるにつれ、売上高が来年中にほぼ回復すると予想している」とした。
インフレ率に関してはカナダ銀行の目標レンジである1─3%に収まるとの予想が大多数だった。
雇用計画は依然控えめとし、再雇用を見込んでいる調査対象企業は4分の1にとどまるとした。カナダの6月雇用統計は10日に発表される。
今回の調査は約100社を対象に、新形コロナ危機後初の定例調査の一環として5月12日─6月5日に実施された。
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